心のケアは毎日した方がよいのか?看護師や医療従事者が陥りがちなネガティブな感情と自己充足的予言を使った整え方

4.社会的な信念が自己充足的予言(自己成就的予言)に影響を与える可能性

【負の信念が集団に浸透し自己充足的予言(自己成就的予言)につながることがある】

また、自己充足的予言(自己成就的予言)は、個人的な信念だけでなく社会的な信念によって影響を受けることがあります。

たとえば、ある人が自分自身に対して持つ負の信念が、その人が所属する社会集団の負の信念と相まって、自己充足的予言(自己成就的予言)を引き起こす可能性があります。

【個人的な信念を変えるために認知行動療法やポジティブ心理学の活用】

このような状況では、個人的な信念を変えることが必要であり、そのためには認知行動療法やポジティブ心理学の技法を用いて、自己充足的予言(自己成就的予言)を肯定的なものに変えることが重要です。

たとえば、自己肯定感を高めることや、ポジティブな自己イメージを想像することが有効です。

看護師つらい(ケアフォーケアラーズ)

5.自己成就的予言を理解することが看護師や医療従事者のサポートにつながる

【カウンセリングにおいて自己充足的予言(自己成就的予言)を理解することが重要】

最後に、自己充足的予言(自己成就的予言)は、ポジティブなものだけでなく、ネガティブなものも存在します。つまり、悪い結果が予想されると、それが実現する可能性が高くなるということです。

このことから、自己充足的予言(自己成就的予言)は、私たちの日々の生活や人間関係に大きな影響を与えていると言えます。

だから、心のケアをしてマイナスから早めにゼロ、真ん中に戻ることが大切です。

自分自身や他人に対する期待や信念を見直し、肯定的なものに変えることで、より豊かな人生を送ることができるといいですね。

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緒方智美